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ある朝、青空を見上げた眼に太陽の光が差し込んだ時、突然眼の奥と頭に痛みが走り、視界は霧に包まれるように真っ白になって何も見えなくなりました。
発作による眼圧の急上昇(緑内障)と診断され、眼圧を下げる緊急手術を受けました。 しかし眼は何も見えず、あるのは光のない暗闇の世界でした。
医師は緑内障を治す方法は無い。薬も無い。 と私に告げました。
諦められない私は、いろいろ試しました。 そんな中、ふと手を眼に当てた時、何かを感じ、毎日手を当てる事にしました。
その後、徐々に見えるようになり1年後には、0.1まで視力が回復しました。
視野はまだ欠けていて、少し歪んで見えます。本や新聞の小さな文字は読みずらく、発病前のように見える訳ではありませんが、日常の生活が送れるようになりました。
普通に見えている人にとって0.1の視力は大したことはないでしょう。しかし何も見えない暗闇の世界から物が見える世界に戻れるのは、とても大きな違いなのです。
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